【絶対に読んで欲しい!】 表彰式2023年

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富山の放課後等デイサービス「キッズハウスのぞみ」のブログです。

日々の活動の様子や療育プログラムを紹介しています。

 

みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは!

宝塚ファン歴20年、広報担当スタッフTです。

 

3月31日にキッズハウスのぞみ立山で表彰式を執り行い、賞状をお渡ししました!

★その日お休みだったキッズたちにも順次賞状をお渡ししています。

 

のぞみで1年間頑張ったのぞみキッズたちを表彰したい!

というスタッフの思いから「みんなの前で賞状をもらう」表彰式を行うこととなりました。

 

この行事の準備はまず賞状作りから。

まずスタッフ全員に児童の名簿をまわし、1年間頑張ったことを書き出してもらい、

それを元にスタッフ何人かで分担して文章を作りました。

その文章を私(スタッフT)が全体のバランスを見て編集していったのですが、

 

文章を書いたスタッフや支援児童によってノリや分量がバラバラ。

これを全体的に統制の取れた分量や文言にしていかなくてはいけない。

 

と思い、最初は構成を直していたのですが、そうすると全員似たような文章になってしまい、

 

面白味がなくなってしまいました。

多様性を求める時代になんてことだ――

そもそもここキッズハウスのぞみは「ひとりひとりオーダーメイドの支援」と謳っているのに全員同じ賞状なんて作る意味なくない?

文章をたくさん読みたいキッズもいれば、文章を読むのがあまり好きじゃないキッズもいる。

自分で文字を少しずつ読めるようになってきた新一年生さんもいる。

改めてキッズひとりひとりを思い浮かべながら、スタッフの思いもダイレクトに伝わるように、

ひとりひとり全然違ったテイストのまま編集しました。

 

そうこうしているうちに欲が出てきて、

キッズの顔写真を入れることは決まっていたのですが、

せっかくだからみんなの好きなキャラクターとか食べものとかも入れたいなぁ。

写真も切り抜いてかわいくしたいなぁ。

あ、バランスおかしい。きちきち。

ここさみしい。もう一枚画像を・・・。

 

とかやっていたらものすごく時間を消費してしまっていて。

春休みまでもう少しだから頑張って仕上げよう!と思っていたさなか、

流行り病に倒れ年度末の忙っしい中お休みをいただいてしまって、

復帰した後はすぐに春休み。

本番まで時間がもうあまり無く、白目を向きながら賞状の編集をしていました。

他スタッフが「賞状作る?今作ってもいいよ!」と時間を作ってくれて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

そもそもこんなこだわって賞状作る意味とは。

ただの自己満足になってしまっているのでは・・・

と不安になっていました。

 

でも

でも、、、

もう引き返せないからやるしか選択肢がない・・・

 

とありがたく時間をいただき、なんとか全員分完成!

迎えた本番。

 

 

昨年は利用人数が少なかったこともあり、

ゆっくりひとりひとりに渡していたのですが

今年は利用人数が多く

 

待ち時間が長いとキッズたちの集中力がなくなってしまう・・・。

とにかく早く!

巻きで渡してしまおう!

と事前にスタッフ間で打ち合わせをしました。

 

全員が集まり表彰式がはじまりました。

私ひとり、(全員が集中して集まれているうちに全員に渡しきってしまわなくてはいけない・・・!)と緊張しながら、

 

「今から表彰式を行います。呼ばれた人は前に出てきてね」

と言うと

一同みな、ピタッと動きを止め、前に立っている私に注目してくれました。

トップバッターのキッズに賞状を渡し終えた後、

「自分はいつ呼ばれるんだろう?」

と、緊張した面持ちのキッズたちが固唾を飲んで座っていました。

 

賞状をもらったキッズから離席してしまうんじゃないか・・・と心配になりながら

賞状をひとりひとり渡していきます。

 

私の緊張感や心配をよそに、キッズたちは

笑顔で賞状を見せて写真を撮ったり、自分の席に戻ってからも

真剣に賞状を眺めてくれていました。

 

そしてみんな離席することなく、最後まで賞状を渡しきることができました。

私たちスタッフたちの一生懸命な思いはキッズたちに伝わるんだなぁって、

感動しました・・・(泣)

 

賞状を眺めているキッズたちをみながら、

キッズたちの良いところ、キッズたちが好きなものに思いを馳せ、

みんなの良いところやみんなの好きなもの、ちゃんと見てるよ!ちゃんと知っているよ!

これからも素敵な自分に自信を持っていてね!と胸がいっぱいになりました。

 

 

<おまけ>

今年の賞状のコンセプトは「ポップでキャッチー」。

作っているときは必死すぎて気が付かなかったのですが冷静に見返すとポップでキャッチーすぎる名称のものも。

 

スタッフ「茶飲みフレンズ賞。〇〇くん」

キッズ「はい!」

立派に賞状を受け取るキッズ。

受賞後・・・

キッズ「・・・茶飲みフレンズ(※)ってなに?」

スタッフ「私もわかんない」

※茶飲みフレンズ・・・茶飲み友達のようにたわいのない話をするのが楽しいよという意味。

↑こちらはスタッフMへの表彰状。

ポップでキャッチーです。

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